オーディーエムは、木造建物制振装置ダイナコンティの販売のほか、建築資材卸や住宅サポート業務を行っています。ここでは、事業内容や取り扱う制震ダンパーなどを紹介します。
オーディーエムは、“地震がきても安心して住める木造建物づくり”をサポートする企業です。主に、新築住宅耐震、既存住宅耐震、構造金物において事業展開しています。
新築住宅耐震サポートでは、建物構造の引抜き耐力が地震に対して適切かどうかを知るため、接合金物を選定するN値計算を実施。既存住宅耐震サポートでは、サポート対象の住宅が、国の耐震基準に沿ったものであるかをチェックします。耐震対策に有効な「耐震補強計画」や、耐震性を計測する「動的耐震検査」も行っています。構造金物では、一級建築士による計算をもとに、建物に必要な構造金物を配置図と併せて用意。配送システムで、金物の現場在庫や作業負荷を軽減するサポートも行っています。
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/company/support/#support-ext_house)
まもるさん
工務店・現場作業のプロなら、自分たちの手で「耐震等級」を満たして建てた家には十分自信があるはずだ。地震が多発する日本だからこそ、今後はもっと安心して住める家づくりのために、制震ダンパーで補強することも考えていこう。
木造建物用制振ダンパーであるダイナコンティは、オーディーエムとヤマハモーターハイドロリックシステムで特許を取得した製品です。制震材となるオイルは、特殊な三重構造で漏れを防止。オイルの粘りを利用し、地震の揺れによる建物の変位を抑えます。耐食や耐候性に優れたアルミ二ウム合金で製造されているため、メンテナンスは50年程度まで不要です。
木造建物において損傷原因となる横揺れの地震に備え、ダンパー部を水平にすることで、効率よく揺れを吸収します。ダンパー部が180度回転するため、揺れによる建物のねじれにも有効です。揺れの複雑な地震が発生した際は、未装置の場合に比べ、構造への影響をより少なく抑えます。
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/shiyo/)
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/q1/)
東日本大震災後は震度3~5クラスの地震が毎日発生し、地震の恐怖におびえる日々でした。何度も地震を体験すると、地震速報を見なくても大体の震度が分かるようにまでなっていました。「ダイナコンティ」がついた今の家に引っ越したのはそんな時でした。すると、今までのように地震が起きても感覚が全然違うのです。今のは震度1か2くらいかな?とテレビを見ると、震度3だったのです。揺れが緩やかになると聞いていましたが、本当に緩やかになり家の中にいても安心感が全く違いました。本当に大満足です。
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/voice/)
地震大国である日本の中でも、私達の住む静岡は、特に地震に対する関心は高いと思っています。幼少の頃から現在まで、東海地震や南海トラフ地震など、名前を変えて、いつか必ず大地震が発生すると言われ続けてきました。住まいを新築する際に、耐震等級の高い家はもちろんですが過去の大地震の教訓から、繰り返し起こる余震から命を守らねばいけないと考えていました。目に見えない建物の内部へ設置され、もしかしたら一生、役に立つ事が無いかもしれませんが、生涯を過ごす住まいで、安心、安全を考えた時、ダイナコンティを採用して良かったと思っています。
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/voice/)
ダイナコンティを選んだ理由は、小型で建物全体に満遍なく設置できるため、建物全体で地震の揺れを吸収することや、ヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社が設計・製造を行っているため安心感があることです。また、工務店として気になる施工性や制振性能が進化し続けていることも大変気に入っています。都内の3階建て狭小住宅では地震が発生すると、遠心力が働くため地面から離れた3階の方が、揺れが大きく、揺れる時間も長くなるため気になっていました。ダイナコンティを取付けると地震の力を吸収して、揺れの時間も短く感じ、建物の損傷も軽減できるので、効果にも満足しています。
参照元:オーディーエム公式HP(https://www.odm-inc.jp/voice/)
会社名 | 株式会社オーディーエム |
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所在地 | 静岡県浜松市中区曳馬4-11-31 |
電話番号 | 053-465-4041 |
公式HP | https://www.odm-inc.jp/ |
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン
「制震ダンパーは種類が多くて、何を選んだら良いか分からない…」という方のために、手軽に取り付けられる「施工が簡単な制震ダンパー」や、安全性が高い「在来工法を強固にする制震ダンパー」、販売実績がある「知名度が高い制震ダンパー」をご紹介。導入時は、施工性やダンパー本体のサイズ、住宅との相性も確認しましょう。
・40坪、最短2時間で設置完了
・120年(※1)の品質保証があるためメンテナンス不要
・リフォーム、後付け、新築、に対応尾可能
価格 | 要問合せ |
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サイズ | 55mm×245mm×145mm |
設置本数 | 8本~ |
施工期間 | 1.5~2時間 |
・2×4工法にも取り付け可
・タスキと筋交いと同フレームへ設置可能
・新築のみ対応可能
価格 | 約60万円/40坪 |
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サイズ | 要問合せ |
設置本数 | 要問合せ |
施工期間 | 要問合せ |
・販促ツールでの工務店フォロー
・無料のシミュレーションソフトを提供
・新築に対応可能。(リフォーム・後付けは要問合せ)
価格 | 要問合せ |
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サイズ | 要問合せ |
設置本数 | 4ヵ所/約42坪以下 |
施工期間 | 約2時間/1棟あたり |
(*1):(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
参照元:トキワシステム公式HP(https://www.tokiwa-system.com/hosho/)
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人
日本免震構造協会」公式サイトに社名が掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを3社選出(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発製品を除く)。
下記に「素材別・制震ダンパー比較表」をご用意しました。技術担当者や決裁者など社内理解を得る際や、稟議書の添付資料としてご活用ください。