EQガードは、鋼板ダンパー部を変形させることで地震の揺れを吸収し、建物の変形を抑制する制震装置です。ここでは、その特長や仕様を紹介します。
BXカネシンと京都大学が共同開発したEQガードは、軸組変形時に鋼板ダンパー部が変形して地震エネルギーを吸収することで建物の変形を抑制する制震装置です。制震材となる鉄が地震の揺れで変形する際、地震エネルギーを吸収して建物の揺れを抑制します。鉄が伸縮を複数回繰り返すことで、建物が安定した状態を維持できる仕組みです。
鋼板ダンパー部は、四角鋼管部・鋼板ダンパー部・ベース部からなり、地震によって建物が受けるダメージを効率良く低減します。国土交通大臣認定を取得しているEQガードは、木造軸組工法用で壁倍率2.8倍の耐力壁が認証されています。また、阪神・淡路大震災の地震波を再現した振動台実験では、繰り返し10回発生させた揺れに対しても、筋かい耐力壁と面材耐力壁の両方で性能を維持することが認められていました。
参照元：BXカネシン公式(HPhttps://www.kaneshin.co.jp/products/productsd.php?icd=1001005&kcd=5-4)
まもるさん
制震ダンパーは「鋼材ダンパー」のほかにも「ゴムダンパー」と「オイルダンパー」がある。最近は、熊本地震のように、いつ発生するか分からない地震への備えが重要だ。お施主様が納得する制震材を決めるなら、下のボタンから3種類の特徴を比較してみよう。
何を選べばいいか分からない…
そのお悩みは「制震ダンパー3選で解決！
EQガードの仕様表には、材料規格・表面処理・付属品の項目が記載されています。材料規格は、JIS G 3101 SS400、JIS G 3466 STKR400、高耐食性溶融めっき鋼板、建築建造材400N級、表面処理はカチオン電着塗装、付属品は柱・横架材側専用ビスがYPR-85(Mブロンズ)×31本および土台側専用ビスYPR-115(Mグリーン)×11本と記載されています。
EQガードの仕様図は、仕様に関する表が記載されている公式サイトのURLに記載されています。仕様図には、土台（横架材）側接合部と柱側接合部の位置を示す図があり、寸法の値も記されています。
参照元：BXカネシン公式HP(https://www.kaneshin.co.jp/products/productsd.php?icd=1001005)
公式HPに記載がありませんでした。
| 会社名 | BXカネシン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都葛飾区奥戸4-19-12 |
| 電話番号 | 0120-106781(フリーダイヤル) 03-3696-6781 |
| 公式HP | https://www.kaneshin.co.jp |
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*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
参照元：トキワシステム公式HP(https://www.tokiwa-system.com/hosho/)
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています（大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く）。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン