C-Wood(シーウッド)座屈拘束ブレースシステムは、株式会社コンステックが提供している制震ダンパーです。このページでは、C-Woodの特徴や仕様について詳しく紹介します。
C-Wood座屈拘束ブレースシステムは、芯材の座屈を拘束し⾼耐⼒・⾼靭性を獲得した耐震・制振システムです。
⽊鋼ハイブリッド制振ブレースを建物の柱・梁内に設置する際に活用されるシステムで、ブレース接合部の剛性を高めて木造特有のスリップ特性を改善しています。
一般的な木製ブレースと比べると、「K型」は換算壁倍率17倍、層間変形角約15分の1。住宅⽤の制振ブレースよりも耐⼒が高いため、中・⼤規模の都市型の⽊造や公共⽊造建築に適しています。
大地震時にはブレースが他の部材よりもまず塑性化してエネルギーを吸収してくれます。
地震の強いエネルギーを吸収する木造用制振ダンパーで、「耐力壁タイプ」と「方づえタイプ」の2種類が用意されています。
耐力壁タイプは一般的な面材耐力壁が壁倍率5倍・8構面であるのに対し、壁倍率が17倍相当・3構面となっています。少ない設置数でも高い壁倍率を得ることができます。
方づえタイプは、設置によって柱梁部材の低減に貢献します。ラーメン架構に主に設置するので、室内空間の拡大に役立てられます。
株式会社コンステックでは、建物に対する劣化損傷調査・コンクリート物性試験・構造調査・耐震診断などを行って、必要に応じて耐震補強を行っています。
耐震診断とは耐震補強工事を行うための下調べの調査であり、地震への弱点を見つけ出すことを目的としています。建築物の種類や大きさ、用途や環境の条件も総合的に考慮して計画を立てていきます。
強固な耐震性能、制振システムの導入が必要な建物に対しては、「VESダンパー工法」「トグル制振構法」「青木式制振ブレース工法」「J-TREE工法」「C-Wood座屈拘束ブレースシステム」を制振工法として提供しています。
C-Wood座屈拘束ブレースシステムは5つの制振工法の一つであり、耐震診断で得られた結果を元に診断報告書を作成し、耐震補強計画案にもとづいて補強設計を行います。
補強部材を考慮した解析・検討を施したうえで、5つの制振工法の中から適した方法を選ぶことになります。
まもるさん
大地震ほど高い振動エネルギーによる被害が深刻になるため、制震ダンパーの導入は積極的に検討したい。株式会社コンステックのC-Woodは2種類のタイプから選べるから、地震に強い家づくりを考えているお施主様にもおすすめの製品といえそうだ。
公式HPに記載がありませんでした。
公式HPに記載がありませんでした。
会社名 | 株式会社コンステック |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜東4-33 |
電話番号 | 06-4791-3100 |
公式HP | https://www.constec.co.jp/ |
地震の大きさに関わらず、制震機能を発揮
・40坪、最短2時間で設置完了
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*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン