建売住宅は価格の安さから、耐震性能に不安を持たれることが多いものです。しかし建築基準法を満たしていることから、決して耐震性が低いわけではありません。むしろ注文住宅よりも耐震性能に優れていることもあります。
ここでは建売住宅の耐震性能について、注文住宅との比較に加え、さらに性能を高める方法についても解説します。
建売住宅の耐震性能は、建築基準法にもとづいているため問題はありません。建築基準法では震度5強程度の地震に耐えられること、震度6強~7程度の地震でも建物が壊れないことを建築される住宅全般の基準としています。
そのため建売住宅でも同じ耐震性能が求められており、震度6~7程度の地震にも耐えられることが期待できるでしょう。価格が抑えられているため耐震性能に不安を抱かれがちな建売住宅ですが、大震災に耐えられるだけの耐震性能は備わっています。
建売住宅と注文住宅を比較すると、一般的には価格が高い注文住宅のほうが耐震性能が高いのではないかと考えられがちです。
しかし注文住宅の性能は、施工するハウスメーカーや工務店により品質が変わります。そのため確かに耐震性能が高い注文住宅もあるでしょうが、建売住宅と変わらないこともあるでしょう。
最近では大震災の影響もあり、耐震等級にこだわる方も少なくありません。そのため建売住宅でも耐震等級3を満たした住宅が多く見られます。
熊本地震においては、耐震等級3の住宅のうち87.5%に被害がなかったとの報告がありました。建築基準法レベルよりもさらに高い耐震性能を備えている住宅であれば、大きな震災があっても無被害で終わる可能性が高いと言えます。
そのため耐震等級3程度を満たした建売住宅であれば、耐震性能は注文住宅と変わらないか、むしろ高いのではないでしょうか。
建売住宅の中には、免震・制震の技術を取り入れている住宅も見られます。建築基準法レベルの耐震性能を備えたうえで、免震・制震が付与されていれば、大きな地震が起きたとしても全壊する可能性は低いと考えられます。
耐震等級3の建売住宅よりも、免震・制震を取り入れた住宅のほうが強度が高いとも言われるため、建売り住宅購入を検討する際には意識したいポイントです。
建売住宅の耐震性能は決して低くありません。しかし制振ダンパーを設置すれば、さらに施主にとって不安のない住宅づくりができるようになります。制振ダンパーを設置すると地震による揺れのエネルギーが加わった際の建物の粘り強さが高まり、さらに揺れに対する建物の耐久性の低下や、構造躯体・金物の損傷を防ぐ効果が期待できます。
建築基準法レベルの耐震性能に加えて、制振ダンパーを設置すると、万が一の地震の際にも損傷が軽微となる住宅づくりが叶うでしょう。
建売住宅は価格の安さから耐震性能に不安を持たれることがありますが、決して地震に弱い家ではありません。耐震性能にこだわらない注文住宅よりも、揺れに強いケースも見られます。
しかしやはりさらなる耐震対策を行うと、より不安が少なくなることは確かです。地震の揺れによるエネルギーを吸収する効果のある制振ダンパーは、建売住宅にも設置しやすく、大震災に備えるという意味でもぜひ取り入れたい設備だと言えます。
地震の大きさに関わらず、制震機能を発揮
・40坪、最短2時間で設置完了
・120年(※1)の品質保証があるためメンテナンス不要
筋かいの多い在来工法の
木造住宅を、より強固に!
・2×4工法にも取り付け可
・タスキと筋交いと同フレームへ設置可能
新築限定!圧倒的な
知名度でお施主様も納得
・販促ツールでの工務店フォロー
・無料のシミュレーションソフトを提供
*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン