地下室を作ると、狭い土地でも部屋数を増やせるメリットがあります。とはいえ、地下室を造ったときの耐震性能について気になるところです。本記事では、地下室がある家の耐震性能や制震ダンパーの設置がおすすめできる理由について詳しく解説します。
住宅を建築する際には、「容積率」が決められており、土地いっぱいに家を建てることはできません。しかし、地下室は条件を満たせば容積率から外してカウントできるため、土地を有効活用できる点が大きなメリットとして挙げられてます。
また、地下室は鉄筋コンクリートで覆われた強固な構造も特筆すべき点です。家の上部を支える役割を果たしており、床や天井、壁も厚く作られるため、耐久性が高くなります。
これらの構造から地下室は遮音性が高く、家が密集している住宅街でも楽器の演奏や、大音量で映画を楽しむシアタールームとして活用可能。また、安定した温度・湿度環境を利用して、ワインや食料などの貯蔵庫として利用するケースが多くみられます。
これらのメリットを考えると、地下室のある家は魅力的です。ただし、地下室の建築には高額な費用がかかるため、予算を十分に検討する必要があります。
地下室は地上の建物部分を支える基礎として設計されるため、強固な構造になっていることが一般的です。ただし、その耐震性は設計基準や施工の品質、地盤の状態に大きく依存します。
具体的には、地下室は住宅の基礎部分を担うため、構造全体の安定性を向上させ、地震による建物倒壊のリスクを軽減する役割を果たします。日本の建築基準法では、耐震性を確保するための詳細な設計基準が定められており、適切な施工が行われた地下室は安全性が高いと評価されます。
ただし、地下室を持つ家だからといって免震構造と同等の性能があるわけではありません。地下室付き住宅であっても、さらなる耐震性を求める場合には、耐震補強や制震ダンパーの設置を検討することが推奨されます。
地下室は鉄筋コンクリートで覆われており、耐久性が高く、建物全体の基礎を強化する役割を果たしています。ただし、地下室だけでは揺れを吸収する機能は十分ではありません。制震ダンパーを設置することで、地震エネルギーを吸収・分散し、地上部分の揺れを抑えることが可能になり、建物全体の耐震性能が向上します。
免震装置のように設置時の条件が厳しくないことから取り入れやすい工法ともいえる制震ダンパーは、コストも押さえられる現実的な選択肢としておすすめできます。
地下室がある家は耐震性が高いと言われていますが、地上部分の揺れ対策を施すことで、さらに安全性を向上させることが可能です。制震ダンパーはそのための効果的な手段であり、耐震性とコスト効率の両方を兼ね備えています。
地上部分の揺れを効率よく抑えるため適切な箇所に設置する必要があるので、建築構造や地盤条件に合致する適切な制震ダンパーを選ぶために、知識の豊富な専門家を探すことが肝要です。併せて、初期投資としてのコストと、地震後の修繕費用削減によるメリットを比較検討しましょう。
地震への備えとして、地下室付き住宅に制震ダンパーを導入することは、建物の長寿命化や住人の安全確保につながる重要な選択肢です。ぜひ専門家と相談し、最適な制震対策を検討してみてください。
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*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
参照元:トキワシステム公式HP(https://www.tokiwa-system.com/hosho/)
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン