制震ダンパーを選ぶ際は、施工性も重視したいところ。特に、住まいの快適さに大きな影響を及ぼす断熱材への干渉は避けて選ぶのがベターです。ここでは、サイズ感による施工性の差や制震ダンパーの設置台数、配置計画の重要性などについて紹介します。
耐震ダンパーには様々なサイズがあります。
重量のある大型ダンパーは設置が大変な反面、その大きさから、お施主様は安心感を抱きやすいようです。ただし、設置に複数人を要する場合もあるため、人件費にも目を向けて検討しましょう。断熱材に影響してしまう印象のある大型ダンパーですが、製品によっては断熱材や筋かいとも好相性の制震ダンパーもあります。
一方、小型ダンパーはコンパクトな上、軽くて設置しやすいのが特長です。建物の構造に影響することも少なく、断熱材への干渉もほとんど心配ありません。施工性という観点だけから見ると、小型の制震ダンパーのほうが、やや大工さんに優しい選択といえます。
耐震ダンパーは1棟に1台というわけではなく、1棟に付き複数台を適切な場所に設置しなくてはいけません。そして、その台数は商品によって大きく差があります。必要な台数は家のタイプによっても異なります。
何台設置するかによって耐震ダンパー本体にかかる費用はもちろん、施工時間や打つ釘(ビス)の数、人件費も異なってきます。どのくらい設置する必要があるか、事前に把握しておきましょう。
まもるさん
工務店・現場作業のプロなら、自分たちの手で「耐震等級」を満たして建てた家には十分自信があるはずだ。地震が多発する日本だからこそ、今後はもっと安心して住める家づくりのために、制震ダンパーで補強することも考えていこう。お問い合わせ・資料請求から施工日までのスケジュールは、下のボタンもチェックしてみてほしい。
制震ダンパーが効果を発揮するかどうかは、設置する場所がとても重要です。正しい場所に取り付けないと十分な効果は得られません。制震ダンパーを設置する際は、家の設計図や間取りを把握したうえで、配置図をしっかり準備する必要があります。
制震ダンパーの設置計画をメーカー自ら行っている場合も多いですが、メーカーによっては工務店にお任せというところもあるので注意しましょう。木造住宅と制震の仕組みに詳しい専門家が、耐震の計算も考慮して配置計画を行うことで、安心・安全につながります。
断熱材に干渉しない制震ダンパーを選ぶときのポイントは、ずばり「サイズ感」です。そもそも、筋かいにも影響してしまう制震ダンパーだと、断熱材にも影響する可能性があるため要注意です。建物の構造になるべく干渉しない、1人でも設置できる施工性の良さで選ぶなら、小型がベターといえます。そして、制震ダンパーのメーカー選びの際には、配置計画を行ってくれるかどうかも確認しましょう。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン
なまズン
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設置本数 | 4ヵ所/約42坪以下 |
施工期間 | 約2時間/1棟あたり |
*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
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