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制震ダンパーおすすめ比較3選【全64製品を徹底調査│まもるんぱー】 » 木造住宅向け「制震ダンパー」製品一覧 » VDW

VDW

VDW(粘性制震壁)は、高い粘性のある流体の粘性抵抗力を利用して作られた、減衰装置です。地震動以外に、風振動や機械振動にも効果が期待できます。ここではVDWの特徴や使用を紹介します。

VDWの特徴

VDWは、複層の鋼板が薄い箱状の容器に、粘土が高い粘性体を充填して、上部の開口部から鋼板を挿入して作られます。振動で上から吊り下げている鋼板が粘性体の中で移動する際、せん断抵抗力が発生します。それによって揺れを抑える、という仕組みです。

また地震動はもちろんですが、風振動や機械振動といった日常の業務や天候の変化によって発生する振動にも対応しています。建設中のタワークレーン・風による振動にも有効で、施工精度のアップにもつながります。水平や上下方向のいずれの変形にも対応できるため、どのような対応の振動であっても問題ありません。

さらに耐久性の高さも強みです。粘性体の交換を行う必要がなく、面倒な手間もかからず効果が維持できます。コア部や間仕切り部など使用する場所も問わず、設置しやすいでしょう。

実際に導入する場合、サイズは任意で製作が可能です。もちろん減衰装置としてしっかりと働けるためのサイズや数を必要としますが、必要以上の設置をする必要はありません。もち論場所も、任意の場所に設置が行えます。設計自由度が高いため、制震性は高めたいけれど空間の使い方に制限が出てしまうのは困る、という場合でも導入しやすいです。

まもるさん

良品を見極めるには、基礎知識に加えて、正しい選び方や各メーカーが公表する躯体実験のエビデンスなども見ておくといい。開示情報が多いメーカーの実験動画も参考にするなら、下のリンクで紹介している「制震ダンパー」3選もぜひチェックしてほしい。

おすすめの「制震ダンパー」3選

VDWの仕様

VDWの減衰力は内壁の動く速度の大きさで増加するため、以下の式を参考にしてください。

引用元:株式会社 免制震ディバイス公式HP(https://www.adc21.com/vdw)

VDWの導入事例

公式HPに記載がありませんでした。公式サイトには実際に導入した事例の写真のみ掲載されています。ぜひ参考にしてください。

参考元:株式会社 免制震ディバイス公式HP(https://www.adc21.com/vdw)

「制震ダンパー」の選び方6つの
チェックポイントを見る

VDWを扱う会社概要

会社名 株式会社 免制震ディバイス
所在地 東京都千代田区三番町6番26号住友不動産三番町ビル5階
電話番号 03-3221-3741
公式HP https://www.adc21.com/

重視するポイントで比較する
新築向け制震ダンパー・制震壁3選

新築へ制震を取り入れる工務店・住宅会社に向けて、設計・施工で重視するポイントから3製品を比較します。自社の間取り・工法への取り入れやすさ、施主へ提案する際の根拠、耐力壁との一体化に着目しました。各製品の短い紹介と比較項目から候補を絞り、詳しい仕様・条件を下段で確認してください。

間取り・施工性を重視
間取りへの影響を抑え
現場にも取り入れやすい

αダンパーExⅡ

トキワシステム

柱と梁の接合部付近に取り付けたαダンパーExⅡ

画像引用元:提供資料

  • 小型の油圧ダンパーで、間取りへの影響を抑えて制震を取り入れられる
  • 専用ビスで取り付けられ、自社の大工で施工できる
  • 無料の配置計画で設置位置や金物との干渉を相談し、施工前に納まりを検討できる
対応住宅
  • リフォーム
  • 新築
価格
要問合せ
サイズ
55mm×245mm×145mm(※1)
設置本数
8本〜24本/30坪〜40坪
施工期間
2〜3時間/1棟あたり(※2)

技術・解析の裏付けを重視
解析結果をもとに
制震の効果を説明できる

TRCダンパー

住友理工

木造の軸組に取り付けたTRCダンパー

画像引用元:住友理工公式HP(https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/lineup/trc30a.html)

  • 住友理工の防振ゴム技術を応用し、採用する技術の背景を施主に説明できる
  • 1棟ごとの無料解析で、見込まれる制震効果を確認して採用を検討できる
  • プラン別の解析結果と配置図で、効果を比較しながら本数・配置を検討できる
対応住宅
  • リフォーム※
  • 新築
価格
要問合せ
サイズ
1,195×134×54mm
(TRC-30A本体)
設置本数
要問合せ
建物ごとの解析で検討
施工期間
約30分/1か所
(メーカーの目安)

耐力壁との一体設計を重視
耐力壁に制震と
復元力を組み込める

X-WALL

アイ・エム・エー

木造住宅の壁に取り付けたX-WALL

画像引用元:アイ・エム・エー公式HP(https://www.imanet.jp/xwall/xwall02/)

  • 壁倍率2.8・3.4の認定仕様で、壁量の確保と制震を合わせて計画できる
  • 耐力壁にダンパーを組み込み、揺れに耐える力と吸収する働きを持たせられる
  • 復元力間柱のしなりで、繰り返す揺れに粘り強く抵抗する壁をつくれる
対応住宅
  • リフォーム※
  • 新築
価格
要問合せ
サイズ
要問合せ
認定仕様の適用寸法を確認
設置本数
要問合せ
必要な壁の枚数・配置を確認
施工期間
要問合せ

※1:αダンパーExⅡの寸法図には、最大幅55mm・墨出し寸法245mm・取付金具の寸法145mmが示されています。表の数値は単純な外形寸法の3辺ではありません。公式パンフレットの寸法図(6ページ)をご確認ください。

※2:αダンパーExⅡの2〜3時間は、公式FAQで案内されている20坪程度・ダンパー12本の場合の目安です。現行製品ページでは、40坪・1人の場合に約半日と案内されています。面積・本数・作業人数に合わせて施工時間を確認してください。

※3:TRCダンパーとX-WALLはいずれも新築・リフォームに対応しています。ただし、建物の工法・構造や製品ごとの施工条件によっては設置できない場合があります。詳しくはTRCダンパー公式サイト、X-WALL公式サイトをご確認ください。

選定基準:新築の木造住宅への導入を検討でき、公式HPで製品仕様と導入時の支援を確認できる製品から、上記の重視点に合う3製品を紹介しています(2026年10月22日確認)。掲載順は性能の順位ではありません。

制震は耐震設計と組み合わせて検討する対策です。壁倍率は耐力壁としての評価値であり、数値だけで制震効果は比較できません。対応工法・設置条件・費用は、計画中の建物に合わせて各社へ確認してください。

制震ダンパー導入時に役立つ
行政機関の地震関連サイト

制震ダンパーの選び方が
わからない人へ
特徴別制震ダンパー3選