制震ダンパーは、地震時の揺れによる建物への影響を抑えることを目的とした装置の一種です。制震ダンパーの適切な設置本数は、建物の大きさや構造、設計方針によって異なります。本記事では、設置する制震ダンパーの本数を決める方法について解説します。
制震ダンパーを設置する本数は、住宅の構造や床面積、建物の重量などによって変化します。加えて、制震ダンパーの性能によっても、吸収できる揺れの大きさやエネルギー量が変化するため、設置本数の目安を一律に示すことは難しいとされています。
制震ダンパーを設置する際には、本数のみに着目するのではなく、構造計算やシミュレーションを行い、建物全体としてどれだけ揺れを低減すべきかを検討しましょう。想定される地震の大きさや使用する材料、住宅の構造などの要素を考慮することで、制震ダンパーの本数や配置の検討材料になります。
制震ダンパーを設置する場合、希望する住宅構造や床面積などの要素を含めて設計を行う必要があります。どれか1つの要素だけではなく、複数の要素を組み合わせたシミュレーションを行って設置本数を決めるようにしましょう。
耐震性能が高いと評価される構造の場合、設置本数が比較的少なくなるケースがあります。地盤が強い、平屋や2階建て、形がシンプルで正方形に近い住宅は一般的に地震に強く、制震ダンパーの設置本数が少なくても地震の揺れを抑えやすいでしょう。
一方、複雑な形をしている、大きな開口部がある、旧耐震基準で建てられたなどの住宅は地震の揺れに弱く、設置本数の検討により揺れ低減効果が変化する場合があります。
住宅の床面積は、本数検討の一つの参考指標になります。床面積が広ければ、より多くの制震ダンパーが必要になるでしょう。平均的な注文住宅の延べ床面積は30~35坪前後で、一般的な小型オイルダンパーであれば12~20本程度必要です。小型オイルダンパーのほかに、粘弾性テープを使用する業者も近年増加しています。柱や梁と面材の間に、粘弾性体を両面テープ状に加工したものを貼り、振動エネルギーを吸収する仕組みです。延べ床面積40平方メートルの住宅であれば、500m以上の粘弾性テープを使って、建物全体の制震性能を高めます。
近年では住宅建築やリフォームの際に、地震応答解析などのシミュレーションを実施する設計事例が増えています。シミュレーションにより、コストパフォーマンスを高める数値に基づいた設計が行えます。住宅メーカーや工務店が無料で制震シミュレーションを提供していることもあるため、積極的に活用しましょう。
制震ダンパーの適切な設置本数は、住宅構造や床面積、使用する製品の性能によって大きく異なります。1つの要素だけを考慮して本数を決定することはできないため、構造計算やシミュレーションを通じて、建物に合った適切な本数と配置を確認することが重要です。数値に基づいた検討を行うことで、コストパフォーマンスの高い地震対策ができ、地震に強い住宅建築が行えます。

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*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
参照元:トキワシステム公式HP(https://www.tokiwa-system.com/hosho/)
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン

なまズン