多雪地域でも、制震ダンパーの設置で地震による建物の変形や揺れの低減が期待できます。本記事では、地震時に積雪の重量が住宅に与える影響や制震ダンパーの効果、設置時の注意点を解説します。
多雪地域で地震に備える際は、屋根に雪が積もって建物全体の重量が増した状態を想定しておくことが大切です。雪がない時期とは建物に加わる重量が異なります。屋根への積雪によって建物上部が重くなるため、地震時の揺れ方が変わる点に注意が必要です。
積雪量は季節や気象条件によって変化するため、雪のない状態だけを前提に地震対策を考えるのは適切ではありません。建設地の積雪条件を踏まえ、冬季に建物の重量が増えることも想定して構造を検討する必要があります。
多雪地域では積雪の重さだけではなく、屋根に雪がある状態で水平方向の地震力を受けることまで考慮し、構造を計画することが大切です。
多雪地域の住宅に制震ダンパーを設置することで、地震による建物の変形を抑える効果が期待できます。制震ダンパーは、建物に伝わった地震エネルギーを吸収し、揺れを抑える働きがある装置です。建物の変形を抑えることにより、柱や梁、壁、接合部などに生じる損傷の軽減が期待できます。
制震ダンパーには、いくつかの種類があります。設置する際は、建物の構造や規模、想定する揺れ、ダンパーを設置できる場所などを確認したうえで、条件に合った種類を選択することが大切です。
多雪地域の場合は、積雪による建物の重量変化を考慮してダンパーを選定しましょう。ダンパーの特徴だけに注目すると、建物に合わない製品を選択してしまうおそれがあるため、注意が必要です。
制震ダンパーをどこに設置しても、同じような効果が得られるわけではありません。地震時の建物の揺れ方を想定したうえで、適切な場所に設置する必要があります。建物の一部分だけに偏ると想定した働きを得られないおそれがあるため、建物全体のバランスを踏まえることが大切です。
制震ダンパーの種類によっては新築時のほか、既存住宅に後付けできる場合があります。構造設計と現場施工を分けるのではなく、設計段階で制震ダンパーをどのように取り付けられるかを検討しておきましょう。
制震ダンパーは、地震に備えて長期間使用する装置です。住宅が完成した際だけではなく、設置後の点検方法や維持管理についても確認してきましょう。製品によって点検方法や交換の要否・時期などが異なるため、採用前にメーカーが示す維持管理方法を把握しておくことが必要です。
多雪地域では、採用する制震ダンパーが設置環境に適しているかを確認しておくことも大切です。住宅建築後に確認しにくい場所へ設置するため、点検や交換が必要になった際の作業方法も事前に確認しておきましょう。
多雪地域で地震に備える際は、雪への対策も含めて検討する必要があります。屋根の積雪によって建物上部の重量が増すため、地震エネルギーを吸収して建物の揺れや変形を抑える制震ダンパー設置が耐震対策の選択肢の一つです。制震ダンパーを導入する際は、積雪量や建物の構造、重量、間取り、設置場所などを総合的に検討しましょう。

地震の大きさに関わらず
制震機能を発揮
・40坪、最短2時間で設置完了
・120年(※1)の品質保証があるためメンテナンス不要
| 価格 | 要問合せ |
|---|---|
| サイズ | 55mm×245mm×145mm |
| 設置本数 | 8本~24本/30坪~40坪 |
| 施工期間 | 2~3時間/1棟あたり |

筋かいの多い在来工法の
木造住宅を、より強固に!
・2×4工法にも取り付け可
・タスキと筋交いと同フレームへ設置可能
| 価格 | 約60万円/40坪 |
|---|---|
| サイズ | 要問合せ |
| 設置本数 | 要問合せ |
| 施工期間 | 要問合せ |
*1:(株)トキワシステムが販売する「αダンパーExⅡ」製品に関して保証するものです。設計施工マニュアルに従った設置で、保証期間内に故障をした場合に限ります。無償修理、有償修理にかかわらず、修理が必要と判断される場合、本製品の設置および取り外し、再設置費用については保証対象外となります。
参照元:トキワシステム公式HP(https://www.tokiwa-system.com/hosho/)
【選定基準】
2022年6月1日調査時点において、「制震ダンパー」「制震装置」「制震システム」でGoogle検索して表示される全ページおよび「一般社団法人 日本免震構造協会」公式サイトに掲載されている中から、木造建築物を対象に制震機能のある装置をリリースし、「実績、実験結果、制震材の数的情報ページがある製品」という条件をクリアしたメーカーを選出しています(大手ハウスメーカー標準採用の独自開発商品を除く)。
ぼくが言うのもなんだけど、地震対策は大切だズン

なまズン